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今日も魔物狩りの疲労のため、少し横になったら途中まで寝てました。(^^;

で、起きて観戦。私の目に飛び込んできたのは次のような図。



「なんだ、この長い列は・・・」

これは先頭を逃げている集団を、後続が全力全壊で追っているときに見られる隊列。

なにやら先頭3人の逃げが恐ろしく速く、後続集団の力を結集しても全然差が縮まらないのだそうです。

先のレースで先頭集団の逃げを許してしまった例もありますが、今日は休息日明けとあってどの選手もかなりモチベーション高いです。

mixiでは写真3枚しか使えないのですが、今日の試合は3枚じゃとてもじゃないけど伝えきれないので、こちらに移行。

で、逃げている3人がこれ。



この3人が上手くお互いに協力しながら逃げています。

メンバーは若手のクネース、ベテラン・ベネトー、オジェの2人。

若手のクネースが今回、かなりの足を魅せてくれました。しかしそれが意外な結末を呼ぶことに。



簡単ながら自転車におけるレースのセオリーみたいな物を申しますと、「逃げる」とは文字通り、集団から抜け出してそのまま逃げ切れれば先にゴールできます。

しかし、自転車レースにおいて「風」の影響は信じられないほどのもので、一人で走るということは自殺行為を意味します。

集団や、味方チームのメンバーをうまく風よけに使い、「脚」を温存しながら勝負所に備えます。

その為にチームには「エース」と呼ばれる人間が存在し、他のメンバーはサポートとして、そのエースのための風よけになったり、ドリンクなどの補給に廻ったりします。

で、集団から誰かが逃げた場合、その選手がマークすべき相手であれば他のチームのメンバーも逃がすまいと追いかけます。

ここから先はややこしい話になるので割愛しますが、今回の場合「逃げる」場合には一人では無理だということ。

で、たまたまマークのために飛び出た3人と小集団が形成されますが、ここでお互いの関係が変わります。

チーム内にはそれなりの役割がありますが、「逃げ」に入った選手はそのまま逃げ切れば自分も、チームも勝利するわけですからそのまま逃げ切る場合もあります。

また、後続に控えているエースのために「逃げ」の集団に張り付く場合もあります。



今回は前者。

この場合3人の利害は「逃げ切る」ということで一致しています。

そこでお互いにローテーションで風よけ役になりながら後続集団との差を広げようとします。

この「逃げ」が決まれば、あとはゴール手前でのガチンコスプリント勝負になるわけです。

しかし、3人のローテーションと後続の大人数でのローテーションではやはり脚の消費具合に大きな差が出ます。

「逃げ」が簡単に決まらないのはこの点と、あとモチベーションに依存するところがあるようです。

他にもありますが・・・。



で、今回がその「他」の部分。(^^:

3人で上手く逃げているところに(解説の方もこの逃げは凄いと絶賛でした)、クネースがその脚に自信があったのでしょうか、残り30kmあたりで単独で逃げました。(下図)



勿論、ここで逃がしてしまえば残りの2人にとってはうまくありません。必至で追いかけます。

行動自体はクネースの勝負ということでありがちなのですが、タイミングが悪かったようです。

これからまだまだ集団から逃げないといけないときに、クネースが起こした行動により、他の2人に「こいつは危ない」との疑念がよぎります。

そうなるとローテーションの際に、クネースがまた逃げようとしたときに対処できるように「脚」を温存しようとします。

この互いの牽制の結果、3人のローテーションでの速度を落とし集団に追いつかれる要因になります。

つまり、このクネースの行動は「早すぎた」ということです。

そこで怒るベテラン2人。文句いわれてます。(笑)



で、再度逃げはじめるわけですが、やはり先ほどまでの関係は崩れギクシャク。

それでもかなり早い3人。

後続が10人以上束になって追い上げているのに差が縮まりません。

解説の方の話では全力で追い上げる場合10kmに1分かかるそうです。



・残り25kmで差は2分35秒

・残り16kmで差は1分45秒



十分逃げ切れそうな雰囲気です。

しかし、ここでまたクネースがアタックを仕掛けます。(笑)

あれだけ全力で逃げていて、まだアタックを仕掛けられる脚があることに驚きですが、これも逃げ切れずベテラン2人に捕まりお説教タイム。

オジェに怒られ



ベネトーに怒られます。





もう集団との差は目前。

(写真上方の車があるところに3人、下方から集団)





一度崩れた関係は修復できることなく・・・



後続集団に飲み込まれてしまいました。





面白い物で、あれだけ高速で逃げていたのに、吸収されるときの速度差というのはもの凄い物があります。

あっという間に集団の中に3人は消えていきました。

クネースにもう少し経験があれば今回の逃げは決まっていただろうと解説の方はおっしゃってました。

そこからは残り僅かな距離を集団が駆け抜け最後は怒濤のスプリント勝負。

入り乱れる敵味方の中でのマキュアンの追い上げは神懸かり的なものがありました。

が、あのすごさは写真では絶対伝わらないので、機会があればVTRで見て欲しいところです。

後に発売されるDVDには必ず収録されるでしょう。





今回のコースは山岳賞も設定されていない平坦コースでしたので、選手全員が全力全壊。

故にマイヨジョーヌの動きはありませんでしたが、マキュアンのポイントに拍車がかかった1戦でした。

普段なら辛い表情を隠しつつ走る選手達が、ものすごい形相なのが印象的でした。



今回のレースは再放送の時にでも是非見て欲しいと思った1戦でした。(^^
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